夜の仕事と何が違う?朝キャバ・昼キャバの仕事内容とは?

もくじ

朝キャバ・昼キャバ・夜キャバどれもお仕事内容に変化はありません。

朝昼キャバクラと夜のキャバクラの両方を経験しているので両者の仕事内容がよく分かるのですが、正直に言って朝昼キャバクラと夜キャバクラの仕事内容に大きな差はありません

そのため朝昼キャバクラできちんと仕事が出来るなら、夜のキャバクラでも十分やっていけます。

逆に夜のキャバクラから朝キャバ・昼キャバに移ってくる方もたくさんいます。

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「でもキャバクラってどんな仕事をするの?体を触られたりキスされたりするんじゃない?心配」と言う方のためにキャバクラの仕事内容をご紹介します。

キャバクラの仕事ってどんな仕事?

キャバクラでのキャバ嬢の仕事のメインはお客様の「接客」と「営業」です。

仕事内容を分かりやすくチェックしてみると……、

【接客】

  • お客様の飲むお酒を作る(水割りやお湯割り/グラスにお酒を注ぐなど)
  • お客様の煙草に火を付ける/灰皿交換
  • お客様と楽しくお喋りする
  • お客様をトイレにエスコートする/トイレから出てきたお客様におしぼりを渡す
  • テーブルの上を常に綺麗にしておく
  • 必要があれば「灰皿交換」「チェック(お客様の会計)」などハンドサインでボーイに指示を出す

他にもお客様をお店の外までお見送りするなど仕事はありますが、接客の仕事内容はこんな感じになります。

【営業】

  • LINEやメール、電話を使ってイベント前にメッセージを送り集客する
  • ご来店してくださったお客様にお礼のメールを出すなど次の来店に繋げる
  • アフターや店外デートをして固定客を増やす/同伴出勤で営業成績を上げる

接客と営業の2つをこなしてこそ、プロのキャバ嬢といえます。

仕事は最初から完璧にこなせるわけではなく、入店して最初に数か月は見習いのような状況。仕事をしながら少しずつ接客や営業の事を学んでいけばOKです。

また朝昼キャバの場合はアフターや店外デート、同伴出勤が難しい事もあり、お店から「同伴出勤しなさい」など強制されるような事はありません。

以下の項では、キャバ嬢に最も必要とされるお酒造りと会話術に絞ってご紹介します。

お客さんに楽しんでいただく事が大事な仕事です!

キャバクラに来店されるお客様は「キャバ嬢との会話」「キャバ嬢とのコミュニケーション」を楽しみにしています。

もちろん美味しいお酒にも魅力はあるのですが、お酒はあくまでも副次的なもの。お酒だけをじっくり楽しみたいなら、静かなバーに行きますからね。

お客様に楽しんで頂くには、話題を提供する事が大切。

そこで「適度に整理すべし(テキドニセイリスベシ)」という話題作りのためのきっかけがありますのでご紹介します。

  • テ……テレビの話題。最近見たテレビの話題や話題の番組などは結構盛り上がるネタです。
  • キ……気候の事。お天気の話は話の掴みとしては最適です。人が傷つく話題ではないですし関心度も高いです
  • ド……道楽の事。道楽とは趣味の事ですね。お客様によっては趣味命の方もいるので、上手に話題を振ると喜ばれます
  • ニ……ニュース。お店の近くで起きた事件や事故、全国的に話題になっているニュースは盛り上がります
  • セ……生活。どんなライフスタイルで生活しているのか、朝起きる時間や日課などは話題になります
  • イ……田舎の事。東京都など都市部には地方から仕事に来ている方もいますので、出身地の話題は盛り上がります
  • リ……旅行。趣味の話の延長ですが、旅行好きな方は話題が多く旅行の話だけでもあっという間に時間が経ちます
  • ス……スターやスキャンダルの事。有名企業の重役や有名芸能人のスキャンダルも話のネタになるのです
  • ベ……勉強。出身大学などの話もお客様によっては好まれます。
  • シ……仕事。お客様の中には仕事の事に触れたくない方もいるので、話題への食いつきが良くない時は避けます

適度に整理すべし(テキドニセイリスベシ)は私がキャバ嬢の仕事をするようになってから覚えたもの。かなり有名な語呂なので是非覚えて活用してみてください。

キャバクラでのお酒の作り方教えます

キャバクラではお客様の注文に応じて水割りやお湯割り、ソーダ割などのお酒を作ります。

お酒の作り方と言っても様々ですが、ここではキャバ嬢が一番多く作る機会が多い焼酎の作り方とこだわりの強いお客さんが多いワイン・シャンパンの注ぎ方をご紹介します。

焼酎の作り方

焼酎はアルコール度数が25度程度あり、全体の4分の1がアルコールです。

かなり強いお酒なので、そのまま飲んでしまうと胃が荒れたり悪酔いしたり、また飲み過ぎて急性アルコール中毒になってしまう可能性もあります。

そこで通常焼酎は、お湯や水で薄めるのが一般的。では水割りやお湯割りの基本的な作り方をご紹介しましょう。

ここでは水割りの作り方をチェックしています。

  1. ゲスト用のタンブラ―にアイスを多めに入れて(満タン状態で大丈夫です)グラスを冷やすためにマドラーでゆっくり混ぜます。この時、必ず反時計回りで混ぜる事。時計回りに混ぜると「このお客様、早く帰って欲しいな」と言う表現になってしまうので要注意です。
  2. お酒の濃さをお客様に確認してから、薄めなら指1本分、普通なら指2本分、濃いめなら指3本分の焼酎をグラスに入れます
  3. 次にミネラルウォーターをグラスに注ぎ、静かに混ぜます。ガチャガチャと大きな音を立てないように、マドラーで混ぜる時は静かに落ち着いてが基本です。

ワイン・シャンパンの注ぎ方

ワインやシャンパンはお祝いやイベントで良く飲まれるので、注ぎ方は最低限マスターしておきましょう。

ワインやシャンパンは冷やして飲む飲み物なので、両手で持ってしまうと温度が上がってしまい風味を損ねます。そのため片手で注ぐのがベストですが、腕力に自信のないキャバ嬢は両手を使っても構いません。

こぼしたりボトルを落とすと大変なので……。

ワインやシャンパンを注ぐ時は、必ずラベルが上を向くように、またラベルに手を乗せないようにするのが基本です。

お客様にラベルを確認して頂いたら、ワインの場合はグラス4分の1くらいの量を注ぎます。グラスにたくさん入れると風味が感じられなくなるので、たくさん注ぐのはやめてください。

シャンパンはグラス全体の5分の3程度の量を注ぎます。

この時一気に注ぐのではく2~3回に分けます。またグラスにワインやシャンパンを注ぐ時、必ずグラスはテーブルに置いて注ぐのがマナーです。

最初は失敗しやすいお酒のマナーですが、慣れれば失敗せずにスマートにお酒を作ったりグラスに注げるようになります。
最初から「完璧にこなさなきゃ」と考える必要はありません。