もくじ
朝キャバ・昼キャバのトラブルってどんなこと?
朝昼キャバクラでも、夜のキャバクラ同様、酔ったお客様がメインになって起こすトラブルが付き物です。
基本的には夜のキャバクラと同様のトラブルが起きると考えて良いのですが、中には朝昼キャバクラならではのトラブルもあります。
では一体どんな揉め事が起きる可能性があるのでしょうか?
一つずつチェックしていきましょう。
泥酔のお客さんが来ることがある……
朝昼キャバクラでも特に朝キャバの場合、昨夜からずっとお酒を嗜んで来たお客様がそのままの勢いでなだれ込んで来る事があります。
昨夜から何時間も飲み続けているため、すでに酩酊状態でまともに会話も出来ない状態で来店されるケースも。
こうなるとまともな接待になりません。
会話が成立しない程酔ったお客様でもお店は受け入れしていましたが、ソファーで眠ってしまうと事務所に移動してもらい酔いが醒めたらタクシーなどで帰宅してもらうような事もありました。
最近はあきらかに泥酔したお客様は入り口で入店をお断りしています。
一番厄介なのは、あきらかに飲みすぎでも意識がハッキリしていて会話が出来る状態の方ですね。
酔った勢いで女の子の体に触ったりやりたい放題なので、嫌がられてしまいます。
でも夜のキャバクラでも二次会・三次会だと酔っ払い客はどうしてもやって来ますので、我慢しなければならない点です。
勤務時間でトラブルになることも?
朝昼キャバクラの場合、特にお昼頃になるとそれまで飲んでいたお客様も帰宅され、お店が暇になることもあります。
そんな時はキャバ嬢をお店に置いておくだけで経費が掛かってしまうので、お店が強制的に女の子を「早上がり」させてしまうことも。
女の子は時給で働いているので「今日は6時間働けるはず。時給3,000円だから18,000円ゲット」と計算しているので、3時間で仕事を切り上げると当日の報酬は半分の9,000円にしかなりません。
「残りの9,000円はどうなるのよ!」と女の子とお店がトラブルになるケースも珍しくないんです。
結局雇われる側の方が弱いので、早上がり(当日分の報酬カット)を受け入れなければならないのが辛い点。
私の勤務するお店は、大きな駅前で人の流れがあり固定客がいるため早上がりはありませんが、お客様が少なくなると早上がりさせられるリスクは常にあります。
キャスト同士でおこるトラブルもあります……
トラブルの元はお客様が原因なだけではなく、キャスト(キャバ嬢)同士の争いから大きな揉め事へと発展してしまう事もあります。
キャバクラ初心者の方は良く分からないかもしれませんが、この業界でキャバ嬢が絶対にやってはいけない事に「他のキャストのお客様を横から盗む」があります。
具体的に言えば、お客様が特定のキャバ嬢の指名客だと知っていながら……、
- 必要以上に体を密着させ誘惑する(誘惑しているように見える)
- お客様に贔屓のキャバ嬢がいるにも関わらず名刺を渡す、メアドを聞くなど営業活動をする
- お客様に無理やりドリンクやチャーム(おつまみ)をおねだりする
特に名刺を渡したり連絡先交換をする行為は一発アウトです。
何も知らずに名刺交換や連絡先交換をしたとしても、贔屓のキャバ嬢から見れば気分は良くないはず。
そのため初めてのお客様に付く時は、お客様にお気に入りのキャバ嬢がいるかどうかボーイさんに確認してください。
普通はボーイさんの方から「〇〇さんのお客様だから、そのつもりでお願いします」と言われるはずです。
お気に入りのキャバ嬢がいるお客様を接客する場合は「ヘルプをお願いします」といわれますので、ヘルプの場合は余計な営業活動をしないようにしてください。
この基本が分かっていないキャバ嬢もいて、お店で問題になるケースも多々あります。
教育がしっかりできていないお店では、キャバ嬢同士の揉め事が増えるのも仕方ありません。
夜のキャバクラと比べると圧倒的に少ないです
朝昼キャバクラで怒りそうなトラブルを色々とピックアップしましたが「キャバクラって変なお客様多いの?」「キャバ嬢同士の仲が悪いの?」と不安になってしまったかもしれませんね。
実際は朝昼キャバクラにやって来るお客様は大人しい人が多く、お酒の飲み方も綺麗です。
また酔っ払い客がやって来るので目立つだけで、夜キャバクラに比べればトラブルは少ないです。
そもそもお客様の数も少ないので、お店でのトラブルにあまり敏感になる必要はありません。何かあればスタッフや他のキャバ嬢も対応してくれます。
どんなことにもトラブルはつきものです。
悪いところばかり見るのではなく、楽しいところも見つめてみましょう。
ご一緒に朝キャバ・昼キャバの仕事内容もチェックしてみてはいかがでしょうか?