もくじ
キャバクラにノルマや罰金はつきもの?
夜のキャバクラで働いていた時、どうしても付いて回ったのが「罰金」そして「ノルマ」でした。
例えば「今月は同伴出勤10回、ドリンクは20杯飲むように頑張りましょう」と言う具体的な目標が設定されていたんですね。
夜はお客様が多いので頑張れば頑張った分高い報酬が得られた反面、売り上げノルマが高めに設定されていて結構キツい思いをして働いていました。
では朝キャバや昼キャバも、厳しいノルマや罰金制度があるのでしょうか?
朝昼キャバクラのノルマや罰金について解説していきます。
朝・昼キャバではノルマが無いところが多い
結論から言ってしまうと、朝キャバや昼キャバはノルマのないお店がとても多いです。
中にはノルマが設定されているお店もあるのですが、夜キャバに比べるとかなり緩くてノルマをクリアするのに必死になって営業をかける必要はありません。
ノルマがないと仕事は本当に楽です。
女の子同士で必死になって競争する必要はないので、自然にキャバ嬢同士の仲も良くなります。
でも「ノルマがないから」と言って、仕事中にまともな接客をしない、お客様を楽しませようとする姿勢がない、お喋りをしないなど、スタッフから見て「やる気が全然ない」と思われるとクビにされてしまう事もあるので要注意です。
夜のキャバクラと比較して時給は安いのですが、だからといって手抜きをするとお客様の苦情に繋がり、お店に居づらくなってしまいますからね。
接客の基本やコツについては夜の仕事と何が違う?朝キャバ・昼キャバの仕事内容とは?にてご紹介しています。
朝・昼キャバは罰金制度が無いところがほとんど
キャバクラの場合、無断欠勤すると1回につき罰金1~2万円を科せられる事があります。
特に夜のキャバクラは色んな女の子が集まっていて、女の子の都合や気分で勝手に休んだり遅刻する事が結構多いんです。
普通の感覚の社会人なら遅刻しそうなら事前にお店に連絡しますよね?でも無断で勝手にお休みしたり遅刻する女の子が多いので、キャバクラでは無断欠勤・遅刻に対して罰金を取ると言う方法で引き締めを行っているんです。
でも朝キャバ昼キャバでは、この罰金のないお店もあります。罰金のあるお店でも、夜のキャバクラほど高い罰金を徴収されない事がほとんど。
でもこうなると疑問に思うのが「何で朝キャバや昼キャバはノルマや罰金が緩いの?」という事ですよね。
その疑問に対しては次の項目でまとめていますので、是非チェックしてください。
朝・昼キャバにノルマや罰金が無い理由
朝キャバや昼キャバにはノルマや罰金が無い、または夜キャバよりも基準が緩いお店がとても多いです。その理由はいくつか考えられますが、主な理由は以下の2つです。
- そもそもお客様の数が少ないので、厳しいノルマを課しても達成出来ない
- 働いている女の子の数も少なく、厳しい罰金を設けなくてもコントロール出来る
早朝5~6時から開店している朝キャバなどは特に、同伴出勤をお願いしても時間的にまず無理です。
同伴出勤とはキャバ嬢とお客様がお店のオープン前に店外デートを楽しみ、お店の開店時間を見計らって一緒に出勤すること。お店としては「女の子がお客様を1名連れて来てくれた」となり、営業成績としてしっかりカウントされます。
ところが早朝から開店するキャバクラの場合、開店前に店外デートを楽しもうにも早朝3~4時に開いているお店は少なく、またキャバ嬢はもちろんお客様も早朝3~4時から店外デートをするとなるとかなり辛いです。
高齢の方がいくら早起きでも、早朝から若い女の子と店外デートは難しいですね。
お店の方も早朝同伴出勤が難しいのは良く理解しているので、厳しいノルマを課しても達成出来ないのは当然。
そのため最初からノルマを設けずに営業しているわけです。でも前述したように「ノルマが無いからサボっていい」という言い訳にはなりません。
お店で働いている以上、ノルマの有無に関わらずきちんとした接客をしましょう。
お店のスタッフは細かい所までチェックしているので、手抜きをしていると厳重注意される事もあります。